工学部。
2001年1月29日あいつは工学部。
毎日毎日パソコンとたわむれてる。
りなっくすだの ふぉーとらんだの
さっぱりワカラン。
しかし そんなことは問題ではない。
あいつは考え方も工学部なのだ。
要するに 数字で物事を考える。
ラブラブなはずの恋人同士のもめ事を
二進数の0と1で片づけようとする。
白黒はっきりしてないと ダメ。
自分が悪くないときは
絶対に謝らない。
どっちがどれだけ悪いかを
口に出させて確認させようとする。
まるで誘導尋問。
「ごめんなさいは?!」
っていうような態度。
「オトナじゃないなぁ・・・。」
なんて思いながらも
そこであたしがとる態度。
「どうせわかってくれないから言わない。」
変なところでプライドが高い。
「言いたくない。」
こんなことを言えば余計にむかつくことを知っているんです。 ほら案の定・・・
「いい加減にしろよ。 もういいよ。 降りろよ。」
自分から差し向けたくせに
こんな言葉を言われてやっぱり泣いてしまう。
悔しいので声は出さないで泣く。
この泣き方は胸が痛くなるからあまりしたくない。
うぅ。 胸がずきずきする。
こんな風景もはた目から見たら
いちゃこらいちゃこらしてるうちなんだろうか。
絶対的に2人に足りないもの。
いっぱいあるけど
1.オトナの余裕
2.経験
3.時間
オトナの余裕は経験の上に成り立ってるか。
経験が足りんね。
相手以外の異性を知らないんだもの。
あと 時間。
九時には寝る習慣のあいつと
九時にやっとお客様が帰って洗い物を始めるあたし
起きている時間帯が違うのだ。
きっとこれも致命的。
ちめいてき?
命に関わってきているのか?
そうかもしれない。
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